【ラバ様】と【物語】

 

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回の記事は、、、書くのを迷った。

言葉にしておくことでこの希望は現実になると信じたい気持ちだろうか。

そんなに多くの目に留まるわけでもなく、誰に語るでもない物語。

 

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画像は『物語』ということで貼っただけで他意はない


前置きはこれくらいにして、メンヘラ魔術師がまた一瞬引退を考えた話を始めようww

 

 

 

『レイド終わりにラバ様からお話があります』

 

 

 

血盟ダンジョンを終え、レイド日曜組が準備をしている頃に届いたりんごちゃんからの全体メンション。

日曜は要塞大戦もないし放置に入る前だったのだが、僕はディスコに残りアジトに向かった。

突然の事で血盟ダンジョン終了から若干時間が経っていた事もあり、ディスコとアジトの人数は合計20人弱くらい。

先日もラバ様の演説があり、より一層の忠誠を誓っていた僕としては、またありがたいお言葉が聴けるのだろうとPCの前で背筋を伸ばして待機していたのだが、、、どうも空気が重い。事前に何か聞いていたメンバーもいたのだろう。

つい先日、古参のエルダー2人が殺戮を離れたばかりだった為、嫌な予感がしてしまう。

ラバ様から発表されるとなると数人まとめての移籍?個人だとすると誰だろう?

問題児集団の受け入れとかなら全然構わないから、どうか僕の予感が外れて欲しいと願いながら待っていると、いつもの血盟チャットではなくディスコに文章が流れ始める。

 

『皆様お久しぶりです〜』

 

ラバ様からの何気ない冒頭の挨拶に、演説を邪魔しないよう即座にリアクションボタンで反応を示す血盟員たち。

僕は殺戮のこういう所が堪らなく愛おしいww

数分に及ぶ入力中の表示にどんな長文が投下されるのかと皆がざわつきながら待機していたのだが、投下されたのはとても短い文章でリアルの多忙を告げるものだった。

 

この時点でもう分かってしまった。

考えないようにしていたラバ様ご自身の話だ。

この先を聴きたくなかった。

きっとラバ様は何度も何度も言葉を選んで入力し直していたのだろう。

雑談に興じていた血盟員たちも、きっと同じ気持ちの人が多かったのではなかろうか?嘘のようにディスコは静まり返っていた。

ぽつりぽつりと、時間をかけてラバ様は言葉を紡ぐ。

 

黒モバで副隊長を務めている事もあり個人的にDMも賜っていた為、現状と心情の説明の言葉には驚きはなく、淡々と、それでもなお煌々と語られる言葉を飲み込んでいくごとに、殺戮での日々が想い出に変わっていく気がした。

引退、ひいては血盟の解散まで示唆するような言葉を見て、僕の進退も決まっていく。

元々アリスコラボの一件から自身も半隠居の様な状態で、ラバ様への忠誠心と要塞大戦だけを拠り所に次元すらサボっており、ガチ勢とは埋め難いCP差になってきていた所。

度重なる勧誘に『引退するその時まで僕に移籍の意思は無い』と答えてきたが、モチベーションの大半がラバ様に依存している僕には、不敬かもしれないが2人の引退はイコールなのだ。最近はめんどうになって他鯖からの勧誘には『怨』と一文字返信することにしている

ラバ様の演説が終わり次第、僕も引退宣言をしようとメモに下書きを進めていたのだが、、、

 

『と、まあ、上記は引退みたいな書き方をしておりますが。』

 

、、、ん?

 

 

『来年の初旬を目処に、今のリアルの問題の進展で復帰致しますので、それまでは、ちょくちょくインする感じになると言う事です。』

 

 

『なんだそれなら』という思わず漏れたようなえんちゃんの声(この間約20分ディスコはお通夜状態だった)を聞きながら、僕はマイクをオフにして叫んだ。

 

 

引退ちゃうんかーいww

 

 

あまりの五月蝿さに『口に突っ込んでろ!』と隣室から妹様に投げ込まれたタオルを振り回し、何故か熱唱し始める混黒。

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でんぱヲタだがこの時のタオルぶん回しの勢いはこっちだったw

 

余程気が動転していたのかラバ様と一緒にりんごちゃんも休止するという状況だったことにここに来てようやく気づいたりもしたww

僕以上に浮上率低めの一時的な隠居ということだが、リアルが思い通りに行くことが少ないことなんて分かっている。

MMOを長期間休止するということの意味も。

それでも僕はラバ様の復活を信じて、一部からは非難轟々かもしれないがリネ2Mの日本リリースが遅れる事を願うばかりだ。

 

 

ラバ様の締めの挨拶があり、30分以上ほぼ無言だったディスコに声が戻ってくる。

皆がラバ様とりんごちゃんの復帰を応援するコメントを残している最中に僕にはDMが来ていた。

 

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前後は業務連絡を含んでいるので公開はここだけ


僕はこれだけで頑張れるww

 

その後は

『最後にラバ様盟主で要塞大戦がしたいです!』

『最後じゃないよ?w』

『やりましょう!』

みたいな流れで要塞大戦に突入。

 

初戦はラバ様恒例のお茶目が発動して人数差にボコボコにされるww

気を取り直して適正人数の20人戦に参戦すると、対戦相手は同じフレヤ鯖のいかすみびあんこ』

、、、ん?

有名な血盟なので名前を知っているのは当たり前なのだが、何かごく最近にその名前を聞いたような?

と、考えていると誰かがボソッと呟いた。

 

『釈迦さんが入ったとこ?』

『!!?』

 

いかすみびあんこには件の離脱したエルダー2名の1人『∝釈迦∝』が新たに所属していたのだった。

その時のなんとも言えない空気ww

誰が言ったのかは覚えていないが(たぶんみやびん?)次の一言でこの場の流れが決まった。

 

『あの裏切り者かーっ!!!』

 

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こんなテンションだったw

あまりに芝居がかったセリフに湧き上がる爆笑。

ラバ様の隠居を悲しむ様な空気は霧散し、皆が釈迦を殺せと捲し立て、普段エリアチャットで煽ることなどない殺戮が釈迦Death!を連打する。

反応を見るに釈迦さん本人もちゃんといるようだった。

誤解を招きそうなので一応説明しておくが、僕らは別に釈迦さんのことを嫌いなわけでもなんでもない。

ただ、微妙な空気だったあのタイミングで気の置けない格好のオモチャが現れたらそれはもう構い殺せと言ってるようなものだww

僕も普段の防衛用スキルセットを変更し、勝利よりも殺戮に重きを置いたミサボ&メテオのオールドスタイルにハギオスマントを装備。

100%の殺意で決戦に望んだのだが、試合が始まれば結局ほぼ普段通りの立ち回りをしていた。

まぁ皆はそうではなかったようで

 

『釈迦右門!』

『釈迦ホーリー!』

『釈迦キル!』

『ないすぅー!』

 

いやww 釈迦さんはいいから盟主の位置情報をくれww

 

作戦なんてあったものじゃない力押しなのだが、ラバ様がいるというだけで謎の統率力を発揮する殺戮信徒たちは終始盤面を有利に進めていく。

そして予定調和のラバ様暴走ww

泉に集合している僕らを置き去りにする恒例の単騎駆けだ!

 

『ラバ様を守れ!』ナッセン速すぎて追いつけない

『ラバ様死んだ!』そりゃそうだ

『ラバ様ぁぁあああ!』もう諦めたのか妹様の壁ドンも止んだ

『おのれ釈迦ぁぁあああ!』たぶん釈迦さん何も悪くない

『一旦引いて!次の盟主キルしたタイミングで怪盗さん置いて全凸しよう!』秒数勝ってるのにそこまでする!?

『右?左?』知らん

『右とか左とかどうでもいい!ラバ様が復活したらラバ様より先に 最速で最短でまっすぐに…一直線に!! 敵陣に突っ込むんだよ!ラバ様を1人にさせるな!』

 

もう無茶苦茶だww

 まぁシフォギアネタをぶち込むあたり最後のセリフは僕なのだけれどw

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結果として現環境で高CPとは言えない上にナッセン布職のラバ様を僕らは守りきり、20秒刻印勝ちを決めることになる。勝利を決めた瞬間の皆の叫びはオペちゃん1人の声量にかき消されていたw そのうち本当に退去させられるから気をつけてねw

 

 

はちゃめちゃだったがここ最近で一番笑って楽しんだ要塞大戦だった。

犠牲になった罪なき釈迦さんに黙祷を捧げたりはしないが、もしもあの時のエリチャに不快感を持たれたいかすみびあんこの血盟員の方がいらっしゃったのであればここに謝罪を致します。お好きな時にうちの弾ちゃんかオペちゃんをシバキ回してください。

 

要塞大戦を終え『サイコロの出目が同じだった人に盟主投げます』とか『はいるぴっぴ!』という新たなトレンドが浮上したりもしたが、一先ずこれでラバ様が盟主を張り続ける体制が一旦の終わりを迎えることになり、盟主は持ち回りで最初は我らが十番隊の女神ぱーよさんが務めることになった。

 

 

本当は最初に意味深な画像を貼っておいて最近僕が低浮上になっている原因の牧場物語の話をオチに持ってこようかと考えていたのだが適切ではなさそうなので止めにしようw

替わりに何時もの厨二ポエムで〆

 

 

僕は殺戮に入って、設立から今までの様々な物語を聴いてきた。

ラバ様のブログに書かれていた当時の話を、当事者たちから聴ける貴重な体験。

ウィンダウッドで始まった僕の物語や様々な出会いと別れを否定するわけではないが、話を聴いているとどうしても『もっと早く殺戮に入りたかった』という想いが沸いてくる。

今度は僕の番だ。

ラバ様が休止している間に、誰もが羨むような、貴女の知らない物語を紡いでいこう。

いつの日か復帰されたラバ様が、笑って聞いてくれることを願って。

 

 

 

世界が平和でありますように。