【ラバ様】と【物語】

 

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回の記事は、、、書くのを迷った。

言葉にしておくことでこの希望は現実になると信じたい気持ちだろうか。

そんなに多くの目に留まるわけでもなく、誰に語るでもない物語。

 

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画像は『物語』ということで貼っただけで他意はない


前置きはこれくらいにして、メンヘラ魔術師がまた一瞬引退を考えた話を始めようww

 

 

 

『レイド終わりにラバ様からお話があります』

 

 

 

血盟ダンジョンを終え、レイド日曜組が準備をしている頃に届いたりんごちゃんからの全体メンション。

日曜は要塞大戦もないし放置に入る前だったのだが、僕はディスコに残りアジトに向かった。

突然の事で血盟ダンジョン終了から若干時間が経っていた事もあり、ディスコとアジトの人数は合計20人弱くらい。

先日もラバ様の演説があり、より一層の忠誠を誓っていた僕としては、またありがたいお言葉が聴けるのだろうとPCの前で背筋を伸ばして待機していたのだが、、、どうも空気が重い。事前に何か聞いていたメンバーもいたのだろう。

つい先日、古参のエルダー2人が殺戮を離れたばかりだった為、嫌な予感がしてしまう。

ラバ様から発表されるとなると数人まとめての移籍?個人だとすると誰だろう?

問題児集団の受け入れとかなら全然構わないから、どうか僕の予感が外れて欲しいと願いながら待っていると、いつもの血盟チャットではなくディスコに文章が流れ始める。

 

『皆様お久しぶりです〜』

 

ラバ様からの何気ない冒頭の挨拶に、演説を邪魔しないよう即座にリアクションボタンで反応を示す血盟員たち。

僕は殺戮のこういう所が堪らなく愛おしいww

数分に及ぶ入力中の表示にどんな長文が投下されるのかと皆がざわつきながら待機していたのだが、投下されたのはとても短い文章でリアルの多忙を告げるものだった。

 

この時点でもう分かってしまった。

考えないようにしていたラバ様ご自身の話だ。

この先を聴きたくなかった。

きっとラバ様は何度も何度も言葉を選んで入力し直していたのだろう。

雑談に興じていた血盟員たちも、きっと同じ気持ちの人が多かったのではなかろうか?嘘のようにディスコは静まり返っていた。

ぽつりぽつりと、時間をかけてラバ様は言葉を紡ぐ。

 

黒モバで副隊長を務めている事もあり個人的にDMも賜っていた為、現状と心情の説明の言葉には驚きはなく、淡々と、それでもなお煌々と語られる言葉を飲み込んでいくごとに、殺戮での日々が想い出に変わっていく気がした。

引退、ひいては血盟の解散まで示唆するような言葉を見て、僕の進退も決まっていく。

元々アリスコラボの一件から自身も半隠居の様な状態で、ラバ様への忠誠心と要塞大戦だけを拠り所に次元すらサボっており、ガチ勢とは埋め難いCP差になってきていた所。

度重なる勧誘に『引退するその時まで僕に移籍の意思は無い』と答えてきたが、モチベーションの大半がラバ様に依存している僕には、不敬かもしれないが2人の引退はイコールなのだ。最近はめんどうになって他鯖からの勧誘には『怨』と一文字返信することにしている

ラバ様の演説が終わり次第、僕も引退宣言をしようとメモに下書きを進めていたのだが、、、

 

『と、まあ、上記は引退みたいな書き方をしておりますが。』

 

、、、ん?

 

 

『来年の初旬を目処に、今のリアルの問題の進展で復帰致しますので、それまでは、ちょくちょくインする感じになると言う事です。』

 

 

『なんだそれなら』という思わず漏れたようなえんちゃんの声(この間約20分ディスコはお通夜状態だった)を聞きながら、僕はマイクをオフにして叫んだ。

 

 

引退ちゃうんかーいww

 

 

あまりの五月蝿さに『口に突っ込んでろ!』と隣室から妹様に投げ込まれたタオルを振り回し、何故か熱唱し始める混黒。

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でんぱヲタだがこの時のタオルぶん回しの勢いはこっちだったw

 

余程気が動転していたのかラバ様と一緒にりんごちゃんも休止するという状況だったことにここに来てようやく気づいたりもしたww

僕以上に浮上率低めの一時的な隠居ということだが、リアルが思い通りに行くことが少ないことなんて分かっている。

MMOを長期間休止するということの意味も。

それでも僕はラバ様の復活を信じて、一部からは非難轟々かもしれないがリネ2Mの日本リリースが遅れる事を願うばかりだ。

 

 

ラバ様の締めの挨拶があり、30分以上ほぼ無言だったディスコに声が戻ってくる。

皆がラバ様とりんごちゃんの復帰を応援するコメントを残している最中に僕にはDMが来ていた。

 

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前後は業務連絡を含んでいるので公開はここだけ


僕はこれだけで頑張れるww

 

その後は

『最後にラバ様盟主で要塞大戦がしたいです!』

『最後じゃないよ?w』

『やりましょう!』

みたいな流れで要塞大戦に突入。

 

初戦はラバ様恒例のお茶目が発動して人数差にボコボコにされるww

気を取り直して適正人数の20人戦に参戦すると、対戦相手は同じフレヤ鯖のいかすみびあんこ』

、、、ん?

有名な血盟なので名前を知っているのは当たり前なのだが、何かごく最近にその名前を聞いたような?

と、考えていると誰かがボソッと呟いた。

 

『釈迦さんが入ったとこ?』

『!!?』

 

いかすみびあんこには件の離脱したエルダー2名の1人『∝釈迦∝』が新たに所属していたのだった。

その時のなんとも言えない空気ww

誰が言ったのかは覚えていないが(たぶんみやびん?)次の一言でこの場の流れが決まった。

 

『あの裏切り者かーっ!!!』

 

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こんなテンションだったw

あまりに芝居がかったセリフに湧き上がる爆笑。

ラバ様の隠居を悲しむ様な空気は霧散し、皆が釈迦を殺せと捲し立て、普段エリアチャットで煽ることなどない殺戮が釈迦Death!を連打する。

反応を見るに釈迦さん本人もちゃんといるようだった。

誤解を招きそうなので一応説明しておくが、僕らは別に釈迦さんのことを嫌いなわけでもなんでもない。

ただ、微妙な空気だったあのタイミングで気の置けない格好のオモチャが現れたらそれはもう構い殺せと言ってるようなものだww

僕も普段の防衛用スキルセットを変更し、勝利よりも殺戮に重きを置いたミサボ&メテオのオールドスタイルにハギオスマントを装備。

100%の殺意で決戦に望んだのだが、試合が始まれば結局ほぼ普段通りの立ち回りをしていた。

まぁ皆はそうではなかったようで

 

『釈迦右門!』

『釈迦ホーリー!』

『釈迦キル!』

『ないすぅー!』

 

いやww 釈迦さんはいいから盟主の位置情報をくれww

 

作戦なんてあったものじゃない力押しなのだが、ラバ様がいるというだけで謎の統率力を発揮する殺戮信徒たちは終始盤面を有利に進めていく。

そして予定調和のラバ様暴走ww

泉に集合している僕らを置き去りにする恒例の単騎駆けだ!

 

『ラバ様を守れ!』ナッセン速すぎて追いつけない

『ラバ様死んだ!』そりゃそうだ

『ラバ様ぁぁあああ!』もう諦めたのか妹様の壁ドンも止んだ

『おのれ釈迦ぁぁあああ!』たぶん釈迦さん何も悪くない

『一旦引いて!次の盟主キルしたタイミングで怪盗さん置いて全凸しよう!』秒数勝ってるのにそこまでする!?

『右?左?』知らん

『右とか左とかどうでもいい!ラバ様が復活したらラバ様より先に 最速で最短でまっすぐに…一直線に!! 敵陣に突っ込むんだよ!ラバ様を1人にさせるな!』

 

もう無茶苦茶だww

 まぁシフォギアネタをぶち込むあたり最後のセリフは僕なのだけれどw

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結果として現環境で高CPとは言えない上にナッセン布職のラバ様を僕らは守りきり、20秒刻印勝ちを決めることになる。勝利を決めた瞬間の皆の叫びはオペちゃん1人の声量にかき消されていたw そのうち本当に退去させられるから気をつけてねw

 

 

はちゃめちゃだったがここ最近で一番笑って楽しんだ要塞大戦だった。

犠牲になった罪なき釈迦さんに黙祷を捧げたりはしないが、もしもあの時のエリチャに不快感を持たれたいかすみびあんこの血盟員の方がいらっしゃったのであればここに謝罪を致します。お好きな時にうちの弾ちゃんかオペちゃんをシバキ回してください。

 

要塞大戦を終え『サイコロの出目が同じだった人に盟主投げます』とか『はいるぴっぴ!』という新たなトレンドが浮上したりもしたが、一先ずこれでラバ様が盟主を張り続ける体制が一旦の終わりを迎えることになり、盟主は持ち回りで最初は我らが十番隊の女神ぱーよさんが務めることになった。

 

 

本当は最初に意味深な画像を貼っておいて最近僕が低浮上になっている原因の牧場物語の話をオチに持ってこようかと考えていたのだが適切ではなさそうなので止めにしようw

替わりに何時もの厨二ポエムで〆

 

 

僕は殺戮に入って、設立から今までの様々な物語を聴いてきた。

ラバ様のブログに書かれていた当時の話を、当事者たちから聴ける貴重な体験。

ウィンダウッドで始まった僕の物語や様々な出会いと別れを否定するわけではないが、話を聴いているとどうしても『もっと早く殺戮に入りたかった』という想いが沸いてくる。

今度は僕の番だ。

ラバ様が休止している間に、誰もが羨むような、貴女の知らない物語を紡いでいこう。

いつの日か復帰されたラバ様が、笑って聞いてくれることを願って。

 

 

 

世界が平和でありますように。

 

 

 

 

【妹様】と【近況報告】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

 

更新の間が随分と空いてしまったがだいたい夏のせいだ。

夏は永久敵対、いつか滅ぼそうと思っている。

今回はちょうど更新を休止した頃から黒モバ殺戮に加入したうちの妹『かちゃーし』と黒い砂漠における殺戮の近況についての記事。

 

 

PCMMO時代から一部にファンがいるうちの妹、リネ時代はユフィ現在はかちゃーしを名乗っているがそう呼ばれることは稀で好戦的な性格とトチ狂った言動「絶望的な」という口癖、僕の妹であることからだいたいはこう呼ばれる『妹様』と。

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ダンガンロンパの妹様『江ノ島盾子』東方ではなくこちらが元ネタ

 

歳が離れていることもあり砂糖で煮詰めるような甘やかし方をしていた結果とんでもないモンスターへと成長してしまったうちの妹様。

彼女はかつてとんでもない問題を起こしてとあるPCMMOにおける僕の活動に終止符を打った経歴を持つのだがそのエピソードは割りと気合の入った害プレイヤーですらドン引きするようなものなのでリネから話そう。

 

元々妹様はリネレボを一周年の辺りまではプレイしていなかった。

リアルにおける僕への理不尽はともかくかつての残虐性は鳴りを潜め、ツムツムやよくわからない女官の着せ替えゲームくらいしかやっていなかったのだが彼女を修羅の道に戻す切欠を作ったのはやっぱり僕だった。迷惑をかけた全ての人に謝罪します。

 

ザケン鯖時代は時間をかけて貯めた妖怪バフをエリダン巡回で剥がして回ったりと敵も多かったため、iPadを家に置いて仕事に行くとまぁ当然のようにPKされており、その復帰を頼んだのが全ての始まり。

ある日僕のサブ端末のノマ弓がいつの間にか強化されており貯め込んでいたマーブルがごっそりなくなっていた。

いくらバグまみれのリネレボといえどこんな不具合は起きるわけがないので妹様が犯人だと確信していた僕は高らかに彼女を糾弾した。

 

『あ、○○ちゃんリネレボ見ててくれてありがとうね。アイス何個か買ってきたから好きなの食べてね』

『別にいーよーグリーンティーある?』

『えっと、ハーゲンダッツの?』

『アイスってそれ以外にある?』

『、、、後で買ってくるね』

『よろー、、、、、、何?まだ何かある?』

『あのさ、リネレボのサブ垢の方の武器が』

『アレおもしろいねー。元の場所に戻すの邪魔されたから何回も殺しといた♪』

『え、誰殺したの!?メイン垢でやった!?』

『そんなの覚えてないよ?それよりあれ頂戴!今まで通り暇なら復帰もやってあげるし』

『、、、サブ垢でよろしければ献上しまする』

 

こうして僕のサブ垢だったテンプルナイト『Nunnally』は妹様の元へiPadごと持っていかれた。

僕が気に入ってずっと装備させていたモンスト衣装は脱ぎ捨てられ、メガネっ子に改造される始末。

琥珀に入れたら?』と提案してもらった時は不安しかなかったが敵対に困らない血盟だったので標的は無数におり事なきを得たw

ザケン鯖にいた頃はのびのびと敵対と戦っていたが、積み重ねてきた操作技術がない要塞戦ではどうしても自分が役にたっているという実感を持てず悩んでいた様子。

実際は無敵を発動してバフ争いに突っ込んでいくだけでもタゲを集めるしスタンスキルもあるテンプルは十分うざい存在なのだが、そもそもゲーム内でPK以外のコミニュケーションを取ろうとしない妹様には仲間と楽しむ要塞戦というコンテンツは向いていなかったんだろう。

ザケンにおける妹様の活動で最大の戦果は某有名シルレンを肉入りのタイマンで下したことで『ゲリラなら私が一番強い』という自信過剰なコメントも残している。

 

そうこうしている間に僕ら兄妹は色々あってフレヤ鯖への移動を決め、僕を置いて彼女はさっさと移動していき、、、魔人が誕生した。

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名前が被っていたので変更、血染めのユフィ

先制PK禁止という殺戮の制約を守る自信がないということで僕と別行動をとりソロ血盟を運営しながら琥珀時代以上に自由なPK活動に勤しむ妹様。

昼間の採取場でいきなり斬りかかっていき、反撃してきた相手と遊ぶというプレイを楽しみ標的は『殺戮』と妹様のフレンドの居た『のきる』以外の全てという迷惑っぷり。

普段自分から仕掛けていくくせに採取で先制攻撃してきた相手はエリダンでもフィールドでも追いかけてPKする。

自分がやられた回数を記録しており必ずその倍の回数PKするのだが上手くいかないとイライラして僕をPKしてもちろん復帰してくれない。

受け取る人によってはただの害プレイヤーだったかもしれないが彼女は全力でリネレボを楽しんでいた。

そう、あの自動復帰システムが実装されるまでは。

 

多くのPKプレイヤーがそうだったように妹様はリネに楽しさを感じなくなってしまい、誰かと一緒に遊ぶMMO本来の楽しさを求めて黒モバへと移住してきたのだ。

黒モバ殺戮ではPKが容認されていることも大きな決め手だったのだろうw

 

『タダで遊べるゲームにお金使うとかバカじゃんw』という考えの妹様は黒モバでも無課金を貫いている。僕からあのまま借りパクしたiPadでw 端末にすら課金しないその姿勢には震える。

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パールはほぼ衣装に使っていたかいがあり先日伝説衣装になったと喜んでいた

始めて2ヶ月程のまったりプレイでもここまで育成出来ているので、今からでも気軽に始めて是非『殺戮と晩餐の会』へ!

まずは幽霊部員化しているオペちゃんを超える所から挑戦してみてはいかがだろうかw

 

最初はラバ様のことを僕を誑かす魔女か何かのように敵視していた妹様も今では立派な信徒の一員になりつつある。

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これを見せられた時は爆笑だったw見事なスルースキル

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相変わらずな妹様である

 

妹様語録はリアルでの発言でSSに残っていないものの方がおもしろいものが多いので好評ならそのうちまとめてみようと思う。

 

最近の殺戮は新規入信者も入ってきてはいるのだが休眠中のプレイヤーが数名いて少し寂しい気持ちもある。

ギルドの性質上こちらを母体としての吸収合併しか受け付けていないのだが、それでもよければゲーム内密談かツイッターのDMで僕に連絡を入れて欲しい。

もちろん個人での入信も歓迎だ。

一緒に黒モバ殺戮を盛り上げていこう!

 

 

この記事を書いているのは久々の等級2へ挑戦する直前なので何かドラマが生まれたらまた記事にしよう。

 

 

世界が平和でありますように。

 

 

 

 

【MAYON】と【迷子】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回は錬金石という新要素が加わって初の殺戮の聖戦について。

そして今回の主役、とある二人の信徒の話。

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プリキュアの話ではない

 

 

まずは黒モバをプレイしていない読者の為に錬金石がどういうモノなのかを軽く説明しておくことにしよう。

 

錬金石:黒モバの新たな装備枠で様々な効果をもたらす。日本版初の深淵クラスまで実装されており、中には環境を破壊するレベルの性能も存在する。

 

神話クラスのモノは入手が簡単だがメリットとデメリットが必ず混在してどれを装備するか悩ましいモノ。

環境破壊レベルの錬金石は当然深淵クラスで、特にエグいモノは通称“お寿司”と呼ばれている錬金石。

 

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まぁ強い、洒落にならん。

ちなみに運に見放されて寿司どころか未だに深淵クラスすら所持していない僕が妥協でつけている錬金石が下のこれだ。

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戦闘力換算で言えば48上がる。

40セットを達成しておらずナメクジ程度の戦闘力しかない僕にはこれはこれで便利なモノではあるのだが、やはり上を目指すからにはせめて深淵が欲しいところだ。

カルト系エンジョイギルドの殺戮でもそれなりに深淵を引いてる者はいるので、単に僕の運が悪いだけなのだろう。

 

この深淵錬金石、単純にステータスなどが上がるモノばかりではなく、中には面白い効果を持つものも存在している。

組み合わせは様々だが拠点戦で使用する象や大砲火箭のダメージ倍率を上げるというモノ。

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ランカーのいない殺戮と晩餐の会ではこの錬金石に注目しており、なんとかこれで火力を出せないものかと考えていたのだが、思わぬところからその入手報告が上がってきた。

 

『(* ´ `*).。oOなんか引いちゃいました』

 

象と大砲のダメージアップ錬金石を引き当てたのは殺戮の誇る生活系無課金博士、MAYON氏。

他の信徒達が上げてくる深淵獲得報告には歯軋りしていた僕も、これは自分のことのようにとても嬉しかった。(ラバ様が嬉しそうに通称カプセルを引いた報告をされて思わずワールドボスを叩く手を止めて祝福したとき程ではないが)

その豊富な知識と脅威のログイン率で殺戮を支えてくれているマヨンちゃんだが度々『わたしはここにいていいのかな?』と闇モードに突入してしまうことがある。

戦闘力など関係なく(そもそも言うほど戦闘力は低くない)マヨンちゃんは皆に愛されているし、困ったときはマヨンちゃんに聞けばだいたい解決してくれたりとなくてはならないポジションなのだが、本人は足を引っ張っているのではと気にしている様子だった。

戦闘力の関係ない象に乗ったらどうかと何度か勧めてみても、『ディスコードが使える人が乗った方がいいです』と遠慮し続けていたのだが、今回の錬金石はチャンスだと考えもう一度説得してみることに。

 

やはり連携面が不安そうな様子ではあったものの

敵拠点を自分の目で見て、ルートを確認出来たら自陣に戻りチャットで合図を出す。

それを確認したら僕が象を召喚して1回目はマヨンちゃんについていく。

ということでまとまった。

 

大砲錬金石持ちも複数いたので今回ラバ様は自ら大砲を手放す選択をされていた。

ラバ様は言葉にしなかったが、これは勝ちに行くという決意の表れだろうと皆察する。

負けられない戦いが始まる。

 

 

前回の戦いから一週入札無しの防衛を挟んで今回も舞台は等級1カイア渡し場

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新規加入で例外的にラバ様ではなく僕の下僕を名乗っているMBTomyや始めたばかりでどうしていいか判らずツイッターで助けを求めていたところをFIXERの深夜氏に紹介されてうちにやってきた(その節は大変感謝)americhanも参加。

二人とも僕と同じヴァルキリーをメインにしているので戦闘力差があっても役に立てる立ち回りを軽く教えながらいざ開戦!

 

事前の情報でほぼタイマンだと判っていたので様子見はなし、いつも通り火箭を制圧してバフを獲得。

別働隊より敵拠点を発見した報告が上がり即座に大砲を召喚。

マヨンちゃんからの象出撃準備完了の報告を待つ間に僕も敵拠点の目視確認に向かったのだが、待ち構えていたかのように斜め後方から飛んできたメテオに焼き払われた。

集団に突っ込んだ覚えがないということはおそらく一撃。

そういうことだろう、、、化け物がいる。

 

コペンCOPEN

 

戦闘力6000超えのウィッチだった。

しばらく忘れられそうにない強烈なメテオ。

当然ギルドランクもいつもの事ながら格上。

それはそうだ、相手は勝てる見込みがあって入札してきているのだから、防衛戦においてイージーウィンなどそうそうない。

領地のレベル開放があった影響で拠点の強化もMAXになっていない状態。

どこかで判断を誤れば即座に負けると考え、攻撃の一切を大砲と象に任せて僕らは大砲の護衛をメインに動くことに、、、まぁだいたいいつも通りの作戦だw

 

開戦から数分、マヨンちゃんから『道覚えました』といういつもの顔文字がないシンプルなチャットが届く。

こちらも『象出すよ』とだけ打ち、召喚すると直ぐに大砲の防衛に戻った。

初めての象なので乗るのに手間取るかと考えていたのだが即座に走り出したマヨンon象を慌てて僕も追いかけ、途中敵の象とすれ違い、迷いなく敵拠点に攻撃するのを確認。

僕もキルされるまではそのまま象とバリケードを攻撃して拠点に死に戻り象を叩き始めたのだが、コペンはえげつないものの敵の象にそれほど脅威を感じない。明らかに柔らかい。

大砲も直撃している様子がなく、おそらく相手はそこまで兵器を重要視していないのだと考えられた。

こちらが象を倒してもしばらくマヨンちゃんの操る象は健在なようで、この点においては殺戮がアドバンテージを持っているのがはっきりした。

死に戻りしてきたマヨンちゃんを確認して2頭目の象を召喚。

火箭からの救援要請に応えて制圧し戻ってくると何故か象で敵を蹴散らしているマヨンちゃんの姿がw

 

そうだねw2回目以降の打ち合わせをちゃんとしていなかった僕が悪かった。

チャットで敵陣への突撃を改めて指示した後、不安だったので再び同行して敵拠点に攻め込んだ際には、既にバリケードは破壊されており、聖物と防御塔を綺麗に同時攻撃しているマヨンちゃんを見て、もう僕がついてくる必要はないと判断した。

このまま専任象遣いとして不動の地位を確立してくれればマヨンちゃんの自信にも繋がるだろう。

 

『今40%削れてる。うちは?5%?もう勝ちじゃんこんなのw攻撃は象と大砲に任せよう』

 

僕は勝利を確信して防衛に戻り、劣勢だった火箭を放棄して防衛に回るように全体指示を出す。

一旦敵をクリアするまで大砲を出さないという手が空いた状態だったこともあり、錬金石持ちの砲撃手勇者りょうちんがテキストチャットでも指示を伝え全員に伝わっていたはずなのだが、、、いつまで経っても火箭がこちらに飛んでこない。

 

覚悟していた犠牲がないのならそれはそれでいい事、不思議に思いながらも次の作戦を説明し始めた。

バフ更新のタイミングまで耐えて防衛を放棄、全員でバフ火箭周囲を制圧、3頭目の象を召喚して一気に畳み掛け、相手が防衛に回ったら大砲を再び3門並べてトドメを刺す。

 

我ながら完璧な作戦だと僕はもう勝利気分だったし、いざバフに向かってみるとラバ様がお一人で既に制圧していた(だから火箭が飛んでこなかった)というミラクルを見て誰もが勝利を確信しただろう。

 

 

だが、、、歯車が狂い始める

 

 

象に乗っているはずのマヨンちゃんがバフ周りにいる。

『えーw マヨンちゃん象乗ってないw』

『突撃前に出したの気づかなかったのかな?』

『いや、ワイが乗ったで』

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『なんでwwwwww 今日は錬金石取ったマヨンちゃんの日って言ったじゃんww』

『あ、、、』

 

マヨンちゃんをこよなく愛するコウちゃんのことだ、悪気があった訳ではないのだろうがまぁいつもの如く酔っていた。

急に酔いが醒めたのか素に戻り今から自陣に向かうと言ってきたのだが、向かうならこの状況ならマヨンちゃんのいるバフだしやはり判断できないほど酔っているのかと考えた僕は、もうこの1頭はコウちゃんが使い潰していいと伝える。

 

次なる問題。

バフ塔が現れない、結局終戦まで出現しなかったところを見るとおそらくバグだったのだろう。

バフを取ってから進軍すると決めていた為、悪戯にそこで時間を使ってしまう。

バフを諦めて一旦がら空きになって攻められている自拠点をクリアしようと戻るが、中々クリア出来ない。

中に入られるくらいならと大砲を囮気味に出して時間を使うが敵の圧力が一向に衰えない。

おかしい。

僕が見たあのタイミングで40%削られていたのなら今は50%を切ってるはず。

その状態で象に攻められているのにこれだけの圧力をどうやって維持しているのか、、、出撃から5分は経っている、、、

 

『うちの象どこ?』

『、、、、、、』

 

返事がない。

まさか僕がログを見逃しただけでもう倒されてしまったのか?敵には途中参加の援軍が大量にいるのか?と思いながら召喚ボタンを押したのだがエラーメッセージが流れる。

象は一度に2頭召喚することはできないのだ。

 

苦肉の策として囮の大砲を増やし直接敵拠点を見にいったのだがそこに象の姿はない。

死に戻り再度召喚ボタンを押す。

エラーメッセージ

やはりコウちゃんが乗っていったままだ。

 

『コウちゃん?どこ?』

『あかん、、、ワイ迷子や』

『なら早く言え!張り倒すぞ!』

 

コウちゃんは迷子だったw

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しかも嵌って動けなくなっていた。

ドロップキック氏がバフを迂回するように進んでいくのを見かけたとのことで救助に向かってもらい、そのまま搭乗者を交代してようやく攻撃し始める。

大砲を全て破壊されこちらの聖物はどんどん削られていた。

ドロップキック氏の操る象が倒れ次の象も出撃していくが聖物の削れ具合は目算で五分という報告。

35%のアドバンテージを消されてしまったが、今はマヨンちゃんが乗っているしこちらの象の方がおそらく調教レベルも高い。

 

、、、ぎりぎり、、、なんとか勝てるかもしれない。

 

まぁそんな甘い事はなく

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大砲を全て失った殺戮は敵の総攻撃を止めることが出来ず、敵聖物をミリ残した状態で負けてしまった。

終盤のダメージレース、ほぼ象だけで攻めたうちと全員で総攻撃した敵があそこまで競り合えたのなら、象の火力はうちのほうがやはり上だったのだろう。

象があそこで迷子にならずに攻撃し続けていたら、、、せめて迷子になってすぐに報告してくれていれば、、、たらればを言ってもしょうがない。

 

皆悔しがりながらも接戦の熱に楽しかったと言っているのだが、重たい空気を纏っている者が一人。

まぁ当然コウちゃんだw

ラバ様にまで冗談交じりに戦犯と呼ばれ凹んでいるコウちゃんに追い討ちをかける鬼畜digitalis

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ネタにした方が逆ギレ出来て気が晴れるかと思ったのだがただただガチ凹みしていたwすまない

 

散々皆で笑ってネタにしたのだがコウちゃんの受けた心の傷は深いようで

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こんなツイートをしていたw

きっと読んでいることだろう。

コウちゃん気にするな!(そう言いつつネタにしているが)

ただ、象はもうマヨンちゃんに任せようw

 

 

 

今回負けはしたがこの新戦力は充分に格上相手にも通用することが判りはしたので、次回の聖戦も信徒一同気合を入れていく所存。

 

終戦後に新たに大砲錬金石を手に入れた信徒もいる。

新要素の魔力弾も実装されたことで試合巧者ならばジャイアントキリングを狙いやすくなっている。

そして何より、僕らにはラバ様の加護がある。

 

さぁ、準備は整った、、、いくよ?等級2!

 

 

、、、ここまで昨日のうちに下書きしていたのだが、僕の試算が甘かった様で参戦予定の金曜等級2の入札に負けてしまった。

等級2の記事はいずれまた。

 

 

 

世界が平和でありますように。

 

 

 

 

 

【勧誘】と【家門戦闘力】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回は勧誘というか引き抜きに対しての僕の考えとついでに真面目な攻略記事。

 

 

第一に僕の認識としては所属信徒に対する勧誘は敵対行為だと捉えている。

集団を運営するにあたって最も重要なのは人員、これを横から掻っ攫おうとするわけだから敵意を持たれないと考える方がどうかしている。

 

もちろん集団に不満を持っている人間がそれをどこかで零していて、それを聞いた上でそれならうちへどうですか?と声をかけたり、集団は違えど気の置けない仲の人間が冗談交じりに勧誘するなど許されるシチュエーションもあるだろう。

様々な意見があるだろうし、これはあくまでMMOを長くプレイしてきた中で僕が出した一つの解答だと思っていただきたい。

『勧誘は自由でしょ?』とか『あっさり引き抜かれるくらい魅力がないお前らが悪い』とかはよく聞く意見だが『じゃあ引き抜きを敵対行為と認識するのも自由ですよね?』ってだけなので聞き流して貰っても問題ない。

ただ、これについてはラバ様と話したこともあり共通認識なので『殺戮と晩餐の会』の信徒に対する勧誘は相応の覚悟を持って臨んでくれ。

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誰かが勧誘されたと聞いた時のラバ様はこんな感じ、、、命が惜しければやめておけ

 

ここ数日で僕の元にリネレボ・黒モバ両方大手から勧誘がきているが当然応じるわけがない。

この僕に勧誘をかけている時点で、その人間は僕のことを何も知らないというのがよくわかるからだ。

今さらラバ様以外に仕えるつもりがないことぐらい、僕のことを少しでも知ってる人間ならわかるだろう。

リネレボではシリエンセイントという希少職でそれなりのCPだから勧誘してるだけ、黒モバではおそらく家門ランキングを見て勧誘してきているのだろうが、僕を見ていない集団に何一つ興味はないし、万が一知った上で勧誘してきているのなら叩き斬ってやるから首を出せ。

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修復はしない

 

 

と、物騒な話はこれくらいにして勧誘に頼らずに地道に頑張って貰うための珍しく真面目な攻略でも書いていこう。

面白おかしい厨二記事を期待して読んでいる方はここまでで読むのを止めて問題ない。

 

リネレボのシリエンセイントはもうどうしようもない。

勧誘に頼らず今から育成するというのは流石に厳しすぎる。

ここまでシリエンセイントをやり続けてCPを上げている人間は、あの不遇の1年を乗り越えた猛者なので総じて我が強く攻撃的な者が多い。

本来のサポーター気質の者は心折れている者が大半で、継戦能力と意外なほどある火力に光を見出してプレイを続けたプレイヤーが多いと思うので、そこ等辺に注目しているというようなシリエンセイントを理解しており心から欲しているという切り口で口説いてみるのをオススメする。

僕は殺戮以外の誰かが勧誘されようと知ったことではないので、頑張って探し出して勧誘してもらうしかないだろう。

 

 

関わりがない人間が黒モバで僕を勧誘する理由は、改悪のせいで最近闘技場にこもることもないので家門戦闘力くらいしか思いつかないのだが、これは時間をかければ誰でも上げられるものなのでギルメン全員で協力して上げていって欲しい。

 

そもそもどうして上位ギルドが家門戦闘力ランカーを欲しているかと言うと、このゲームのギルドランキングの査定システムの影響だろう。

黒モバのギルドランキングはギルドレベルと所属アクティブギルドメンバーの家門戦闘力で決まる。

闘技場のポイントが基準という話を未だに聞くがそれは最初期の話、高度な情報戦(笑)なので真に受けないように。

ギルドランキングをどうでもいいと捉えているのかシステムを理解していないのかは知らないが、僕より遥かに格上の戦闘力でも、家門戦闘力は下というフレンドは意外と多くいるのだ。

僕のように全キャラ楽しみたいからとメイン・セカンド以外を均等に戦闘力上げしている人はあまりおらず、知らない人は新キャラのレベルアップイベントの為に育成して後は修練の塔を登らせる程度しか上げていないのが家門戦闘力という数値であり、意識すれば誰でも上げられるモノ。

 

やり方は色々あると思うがデイリー課金でも過密鯖でランカーになれた僕なりのやり方を紹介しておく。

上げ方は簡単、めんどくさがりな貴方もストレスフリーで家門戦闘力を上げられるだろう。

 

①とりあえずキャラ枠を拡張して全キャラ作成する。

死んでも男キャラは使いたくないとかなら止めはしないが、この先何があるか分からないので全職網羅しておくのが望ましい。

②メインからの貸し出しではなく、シャカのゴミ伝説と紫アクセで構わないのでそれぞれに装備を持たせる

③修練の塔を登れる45までは最低でも育成する。

サブキャラ育成が死ぬほど嫌いで45までストーリーを進めていると蕁麻疹が出るという人は、スキルレベルは関係ないので釣り寝放置で上げて構わない。

レベルの低い4キャラで修練の塔を登る。

レベルが上がるだけで案外戦闘力は上がる。

報酬は下がるかもしれないがサブのレベリングを真面目にやるよりは気楽だ。

下級・中級の黒石なんて今さらメインの装備強化に使っても焼け石に水なので倉庫に放り込んでおいて一日に一回、一番戦闘力の低いサブの装備を強化するのにまとめて使う。

 

以上簡単5ステップで貴方も家門ランカーだ。

上位陣が真面目にこれをやると僕はランカーから弾かれるだろうが構わない。

面倒な勧誘がなくなるならそれは僥倖だ。

 

メインが40セットを達成している猛者は、覚醒を見据えて今自分が使っている職とは真逆の性能を持った職をセカンドキャラとして育成するのもオススメ。

最上級黒石は新職が気に入るかもしれないし覚醒後の限界突破素材の材料に使うのもありなので温存、上記5ステップを実践しつつカブト族繰り返し依頼で入手し易い上級黒石でセカンドキャラを強化していこう。

 

 

やはり真面目な攻略記事は書いていて楽しくないので僕には向いていない。

たぶんこれっきりになるだろう。

僕は検証が大好きだがその情報をギルメン以外に広めようという慈愛の精神は全くないので興味があれば殺戮と晩餐の会へご入信をw

勿論ラバ様への忠誠を誓えるのが絶対条件、僕のことは便利な人扱いで問題ない。

無課金博士マヨンちゃんと微課金検証ヲタdigitalisが貴方の冒険をサポートすることをお約束しよう。

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話は変わるがこの数字が何か分かる人はいるだろうか?

開設から二週間、この数字はその期間で僕の拙い厨二日誌を読んでくれた人の数だ。
自身の暇つぶしと仲間内のネタになればと始めたこの日誌が、これほど多くの人の目に触れたのかと思うと感謝しかない。

編集や構成の技術がなく文字だらけのこんな記事を見てくれてありがとう。

 

次のネタはどうするか、拠点戦があればそれをネタにするのだがその前に何か一つふざけ倒せる話を持ってきたい所だ。

もういっそゲーム何も関係なくてもいいんじゃないかと思い始めた今日この頃w

それでは内容は未定だがまた次の記事で。

 

 

 

世界が平和でありますように。

 

 

 

 

 

【アリス】と【リネージュ】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

 

今回はリネレボの記事、今回のコラボイベントについて思うところを少々。

 

現在リネレボでは不朽の名作不思議の国のアリスとのコラボイベントが開催されている。

映画が公開されたら字幕と吹き替えの両方を見に行き、DVDは『白雪姫』からコンプリート、スマホケースは美女と野獣とディズニー作品をこよなく愛する僕としては発表当初からとても楽しみにしていたイベント。

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このブルーレイを発売当日に買うくらい好きだ

今月黒モバへの課金が出来なくなろうとも構わないという気持ちでこのイベントを待っていたのだが、、、無念の予算オーバーだ。

 

『あの程度で?課金額少なすぎん?』という意見もあるだろうが、僕は制限されていないと身の丈に合わない課金をしてしまうタイプであり、ニコ生時代を知る人なら分かると思うがリスナーが止めるのも聞かず数十万のガチャをするのは日常茶飯事だった。

 

見かねた彼女から課金制限を突きつけられてもなおそれを守らなかったせいで一昨年100万まで去年50万まで今年30万まで(月間2万+αなのだが+αなんぞ2月には使い切った)と課金制限は厳しくなり現在は妹様との監視者二人体制となっておりこれを突破することは困難極まりない状況。

 

リネと黒モバのデイリーが約1万、コラボペットを購入した時点で僕の今月の課金は終わるw

コラボの期間が長いのでペット、アガシオンと分けて課金すればとも考えたがどうやってもアーティファクト、衣装まで手が回らない。

ダメージ90%カットの衣装がない状態でいくコラボ次元は地獄でしかなく、ストーリーをみたいのにスキップしないといけない風潮に負けてスキップを押す。

コレに関してはラバ様も同意見だったらしく後日スキップなしアリス次元ツアーの開催が決定された。参加希望者はゲーム内でwisplz

『上位陣はサブのアガシオンとアーティファクトまで課金するんだろうな』『この課金を黒モバに入れてたら何が出来たかな』と考えているとふと、、、もうどうでもいいと思ってしまったのだ。

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今までコラボイベは課金煽りだと怒りを抱いていたが、自分が好きなコンテンツとのコラボがこの有様だというのに感じたのは虚無感。

ドルヲタとしての活動資金を減らして課金しようという程の想いはもうなかった。

こちらの資金は年間100万を必死に交渉して維持している。足りないくらいだが、、、地方勢はつらい

サービス開始から小額の課金でとても楽しめている黒モバという比較対象がなければここまでじゃなかったかもしれない。

コラボ直前にライブ遠征に行くとき、雨に濡れないようにとタブレットを家に置いて行った。

今まで必ず持って行って日課をこなし、要塞戦と被っていれば打ち上げにも参加せず慌ててタクシーを拾ったりしていたが、それがないことに二日間感じていたのは言いようのない開放感。

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リネレボはメインの掃討できるものだけ触って黒モバはそれなりにプレイしていたのだ。

今回のアリスはトドメではあったが切欠に過ぎず、もう僕の心は黒モバに完全に移ってしまっていたのだろう。

今回のアプデ内容を見て妹様もリネから黒モバへの完全移行を決めた。

最後の背中を押すように立て続けに当たる神話アクセサリー、、、僕は、、、

 

 

ラバ様にリネレボの引退を告げようとDMの画面を開きキーボードに指を置いたのだが中々進まない。

 

 

いざ辞めようと思うとリネレボの思い出が次々と蘇る。

 

リネージュ2とは大きく異なるシリエンエルダーに絶望した最初期。

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初期のレベリングは本当につらかった

初代保護者みみーさんと共に課金で不条理を捻じ伏せようと足掻いた黎明期。

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何か一つ血盟の売りを作りたくて無理やり取った魔法攻撃力1位

琥珀に入り二代目保護者ららさんに導かれてこのゲームの楽しみ方を知った成長期。

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決闘の勝ち方を教わり恐る恐るららさんを踏んで取った初めての1位

琥珀盟主キャリバー氏の真意に触れて役割を任される喜びを知った発展期。

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CPで血盟を引っ張り背中で語る最強の盟主、僕がSSをこの姿で撮影し始めたのは彼の影響

くぅー氏の加入とその考え方に衝撃を受け講義を聞かせて貰いPSを磨き続けた成熟期。

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最強の魔術師、PK禁止を約束して加入した数分後にキルログを流したのには震えた、目が合ったから殺したはリネ史に残る名言

CRD特化型シリエンセイントとしてその力を遂に開花させキル数1位を取れるようになった全盛期。

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戦いに疲れ、衰退期を穏やかに過ごそうと加入した殺戮と晩餐の会で、僕は真のカリスマに導かれ、再び戦いの日々に、、、、、、このまま終われるかぁぁあぁあああああ!!!

 

僕にはまだ殺戮の為にやれることがある。

戦略や戦術に関しては紅蓮でLRTを経験して凱旋したMyStyle氏に任せるとして、シリエンセイントは僕しかいない。

僕はリネレボがもう心底嫌いになっているがリネージュは好きなんだ。

リネージュをこんなクソゲーにした運営だが要塞戦のバランスだけは洗練されていて素晴らしいコンテンツだった。はよ元に戻せや戻すだけでいいんだよ余計なことすんな

リネ2Mが来るまでは黒モバ一本で行こうなんて甘えでしかない。

リネ殺戮の皆とくだらないことを話すのも、毎日あーでもないこーでもないと要塞大戦で試行錯誤するのも好きだ。

課金はしないにしても、要塞大戦なら僕はまだ戦える。

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あの日の僕が求めていたスマホMMOがそこにあると信じて、リネ2Mまでもう暫く僕の戦いの日々は続きそうだ。

 

 

 

世界が平和でありますように。

 

 

 

 

 

【拘り】と【例外】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回はただの日誌、チラシの裏にでも書いておけレベルのクオリティしかないので適当に流し読みしていただけると幸いだ。

 

 

ゲーム内での僕はロールプレイの一環で度々漫画やアニメのセリフを引用している。

元ネタを分かってもらえるとそれだけで相手との話の話題にもなるし、少なくとも同じ作品を見たということは趣味が似てるかも?とか考えると楽しい。

 

たまに誰も反応せず大外しすることもあるのだがそれは記憶の彼方へぶん投げて対処している。

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リネ竜ナイトメアラスボス覚醒で皆で死に戻る際に使用、、、死にたいのは僕だけだった。

 

ただ、誰も反応してくれなくても使い続けているセリフもあったりして、それは僕の本質に近いものだから外しても何とも思わないのかもしれない。

 

 

『僕は勝ちだけが可愛いんだよ』

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アイシールド随一の伊達男、Marcoのセリフ。原文では俺。

僕の手法が鬼畜だったり、かなり無茶をしているのを突っ込まれたときに使う。

似たものでテンションが高いときはこちら。

 

『勝てばいい!それがすべてだ!!』

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以前はよく使っていたのだがジャギなんて呼ばれだしてからは気恥ずかしくて使用頻度減少w



僕はいい試合、楽しい戦いなんて望んでいない。

勝ちたいのだ。

勝って初めて楽しいと思える。

 

これが僕が黒モバにおいてヴァルキリーを使い続けている理由で、本格的に2キャラメイン体制でダークナイトを育成し始めたのもキャラメイクが上手く出来たからとかではなく、メインの潜在力突破の終わりが見えてきたから覚醒を見据えて拠点戦の為に育てているだけ。

 

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DK記事に関してはたぶんお蔵入り、僕に真面目な攻略は似合わない気がする

 

勝つ為に暇さえあれば闘技場で同格を探し修練に励み、多職の動きも自分で操作して研究する。

要は対人戦闘に重きを置いてゲームをしているのだが、戦闘力をとにかく上げてオートでマウントを取りたいわけではないというとてもめんどうな性格をしているのだ。

MMOなのに格ゲーをやりたがっているのだから、僕が少数派なのは当然だろう。

拘りを持ってやっているので僕の考えを否定されても問題ない。

 

チャットアプリとして仲間と楽しく喋りたい人、可愛いキャラを使いたい人、ロールプレイの為にステータスを崩す人、どんな人でもラバ様に敬意を払ってさえいれば僕に思うところはないのだが、、、極稀に、どうしても突っ込まざる得ない例外というのも存在する。

 

 

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『BadAppleだよ!!』

 

 

そう、キミだ。

 

 

『BadApple』という名前で同じニコニコの民なのか?と興味を惹かれたし、最近も突然『五反田!』という叫びを上げ理解できたのが僕だけだったり、『選ばれた恋』ってサブ血盟隠すつもりないよねwという話題に血盟員が首を傾げたりと二人だけで通じている事がよくあるくらいには仲が良いのだが、、、まぁ色々と言いたい事もある。

 

ゲームプレイでの話しをあれだけ前振りしておきながら、そこには特に言うことはない。

というか副盟主としてのあの仕事量の多さにはとても感謝している。

ゲームとはほぼ関係ないところでめちゃくちゃなのだ。

 

幼女のふりをしているおっさんを演じている男の子、、、なのを隠す気がない、、、そこまでがロールプレイなのか?

もうなんかふわふわしすぎてとにかくもやもやする。

一人称に拘る僕からすると『あたち』なのか『わい』なのかハッキリして欲しい。

たまにふざけて使う『僕』は本気でやめて欲しいw

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うさまるは可愛い、僕もよく使う。

殺戮のアイドル枠は、、、

 ラバ様が仰るにはみみりんらしい。

 

そして極めつけは、というか主張したかったのは実際はこれだけだ。

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注目すべきは『とんでもないど下ネタ』の部分であって僕の人間性がクズという点ではない。

そう、セクハラが酷いのだ。

同姓のセクハラというものは止めにくく始末に終えない。

 

一時期メイクの仕事をやっていた頃のおば様たちのセクハラの500倍くらいやばいw

 

ここに書けないのが残念なのだが全てを開示すれば『泣いてもいいんだよ?』と慰められることだろう。

素っ気無い対応をしても喜ばれてしまい手の施しようがない。

先日は記事を読んだたまちゃんりんごちゃん『じゃぎたんが好きなのは自分だ』とお互いに不毛な主張をして譲らず、もうVCが騒音で使用不能なレベルになる地獄もあった。

悪い人ではないのだがヤヴァイ人。

それがりんごちゃん。

 

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どうもでんぱ組のライブに行けなくなる危機に瀕しているせいか当初の予定よりディス多めな気がするが、最初に言ってるように普通に仲は良いのでそこは誤解しないで欲しい。

 

ディスコードに入ってくると同時に

『じゃぎたぁぁぁああああああああん』

 と叫ばれるのも嫌いではない。

 

寝坊癖がある人の目覚ましにちょうど良いんじゃないかと思うくらいの破壊力あるのが少しだけ問題なだけw

これからもうるさいくらいに殺戮を盛り上げていって欲しい。

ただセクハラはほどほどにw

 

 

 

ちなみに、りんごちゃんの叫びには『はーい』とか『なーにー?』で適当に返す僕だが

 、、、、、、気をつけよう。

 

 

 

 さて、天候不良で休みだと思っていたら普通に迎えの車が来て、困惑しながら車中でこの編集途中だった日誌を回らない頭で仕上げているわけだが、、、さっきからえげつない雷が鳴り響いている。

僕は無事に仕事をサボりながら討伐を消化出来るのだろうか。

でんぱ組のライブには明日いけるのだろうか?

 

 

世界が平和でありますように。

(今回は割りとマジでお願いします)

 

 

 

 

 

【理想】と【現実】

ごきげんよう

僕は殺戮のdigitalis

教主ラバ様の敬虔な信徒だ

 

 

今回は黒モバでもリネでもなくラバ様からのリクエストで僕の過去のPCMMOでの話。

男女の関係とはとても難しいという、、、話?

いや、ただのネカマとそれに振り回された哀れな男どもの話だ。

 

 

この話は『僕』がまだ『私』だった頃のエピソード。

 

黒歴史が未だに検索にヒットするようなので一部表記などを変えて記し、ゲームタイトルは伏せさせてもらう※

 

その頃から僕はモバゲー・GREEなどの携帯ゲームなどに関してはdigitalisという名前を使っており文字数の関係で使えない場合はカタカナ表記のジギタリスだった。

ただ、MMOに関しては複数アカウントをとりあえず作って全職試してから気に入ったアカウントを続けるというスタイルだったため名前は固定しておらず、ゲーム画面にはおっさんよりは可愛いキャラが動いていた方がいいと基本は女性キャラを使っていた。

キャラメイクはだいたい気合を入れて綺麗系の女性を作成。

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黒モバより一例:ソーサレス、メイクは濃い目にすることが多い

そのゲームでの僕は『ななりー』という回復キャラをメインキャラとして使っており、当時は『私』という一人称でとても丁寧な言葉でチャットをしていた。

一つ前のゲームをギルド崩壊により引退していた私は、今回こそはと自らギルドを設立。

外部ツールを導入すると使えない人と溝が出来てしまうことを懸念してこれを禁止、とにかく公平であることを心がけ、一般募集を一切せずに野良ダンジョンで一緒になり直接勧誘をした穏やかな仲間達と楽しくギルドを運営しておりました。

 

そのゲームではとにかく定時PvPイベントとFBドロップが重要でしたので、揉めないようにルールはしっかりと!

定時イベントはギルメンでチャンネルを合わせて入場して、ステータスの低い人を守りながら皆で戦う。

もちろん盾ヒーラーの私は率先して先頭に立ちます。

ギルメンで狩ったFBドロップは売却して参加者+二人分でまず割ります。

発見者は二人分報酬を貰い、一人分はギルド資金に回す。

ステータスが低い人も率先してFBを探し出し多目の報酬を貰い、FBを一人で狩れるような人もあえてみんなを呼んであげる優しい世界。

これが後に多くのギルドが真似をした『慈愛のななりーシステム』

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誰一人欠けることなく皆で強くなっていきましょう

辞めていく人が皆無のこのギルドは他と積極的に交流することもなく仲間だけで強くなり、いつの間にかサーバー3位のギルドにまで成長していました。

 

当然レイドイベントなどのギルド単体では太刀打ちできないようなイベントもPCMMOには存在しているので、ギルドマスター達が話し合いをして作戦などを決めたりするのですが、通話は以前ネットストーカーの被害にあったことがあるので怖くてできませんと私はこれを拒否。

チャットでの会議参加を特別に認められておりました。

 

私に憧れるメンバーが多く回復職が豊富で、欲が強くないこのギルドは上位ギルド全てと友好関係にあり、万が一にも私に対する敵対行為などを行うギルドが現れた際には、私やギルドメンバー以上に上位ギルド連合からの威烈な制裁が加えられるくらいには彼らに慕われておりました。

 

ある日、中華ギルドとVIPギルドから大型FB討伐の為のヒーラー派遣依頼が同時に入り、私を含む3人2組が支援に向かうと伝えたのですが、どちらに私の班を派遣して貰うかで戦争が勃発。

それどころじゃないのでFBはうちのギルドで倒していいとのことでしたので美味しくいただいたのですが、その戦争は2週間に及び巻き添えを受けた上位ギルド達の掃討戦まで発生、、、ついには二つのギルドは共倒れという悲しい結末を迎えてしまいました。

 

ん、いつの間にか文体が当時のものに、、、、、、あぁそうだよ。

 

女性アバター使ってなんか丁寧にチャットしてたら勝手に皆『私』を女性だと認識してたからいいように使ってやったんだよ!

たまに“うっかり”『あたし』とか使ってたし他ギルドなのに引退品をまるごとくれるなんてアホには『まぁ!よろしいのですか?』とか言いながら身包み全部いただいてたな。

中華ギルドなんか半数以上が私個人に引退品を渡してきたし滅多にワルチャなんてしない私が『機械に詳しくないもので翻訳も出来ず、皆さんの最後の言葉がよくわかりませんがどうかお元気で』と書けば感動に咽び泣いていた。

女性だなんて一言も言ってないし、何ならナンパされた時には『あの、わたし男ですよ?』とカミングアウトしていた。

『そっかーごめんね。迷惑かけないからこれからもよろしくね』ってあいつら納得してたからね。

、、、え?断る口実として男って言われたと思ってる?

そう受け取ると分かってて言ってるだろって?

、、、、、、私よくわかりません

ギルメンには誠心誠意本当の事を伝えて引退品も皆で分けようとしたのだが皆笑って僕が有効活用してくれと言ってくれた、、、伝わってなかったのか慕われていたのかは未だに謎。

 

 

そんな感じで当時の僕は悪意100%のあざとさで仮想世界を満喫していたわけだが、サービス開始から1年半を数える頃

 

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僕の思う最強のあざといキャラ、俺ガイルの一色いろは

 

、、、崩壊は実に呆気なく訪れる。

 

 

もうどんな煽りを入れられたのかも覚えていないが、僕はその時『だから男だって言ってんだろいつもいつも!』なんか知らんがブチ切れた。

『お前らが勝手に勘違いしてるだけだし俺がなんか自分から害行為でもしたか!?一度でも!』

よく覚えていないがこんなことを見苦しくワルチャで叫び散らかしていた気がする。

 

 

え?嘘だろ?

いやいやいや居合いいやあいあいあやいやいあやああ

もう何も信じられない

ななりーたん、、、

まさか乗っ取り!?

 

 

騒然とするワルチャ。

しばらく落ち着くのを待とうとログアウトしたのが僕の最大のミスだった。

 

 

翌日、ワールドボスの日だったのでゲームより先にスカイプチャットを起動したのだが入室を断られる。

急いでログインした僕を待ち構えていたかのようにハイドからのキルをしてくる忍者。

汚いさすが忍者きたない

慈愛のななりーにも極少数のアンチはいたしこの程度のことなら今までも経験してきたのだがこの日はレベルが違った。

忍者は増えていきハイドからの奇襲しかしてこないので正確な人数はわからないが30人くらいの集団になっていたwwもう笑うしかない

 

PK禁止エリアに逃げ込みギルメンしか知らないサブのスナイパーにキャラチェンジしてチャットで泣きつくと、慰めてくれるのだがどうも歯切れが悪い。

皆しきりにArcheAge(当時日本リリースを直前に控えていた大型タイトル)を一緒にやろうと薦めてきて、禁止にしていた外部ツールも皆で話し合ったのだと導入済み、あの後どうなったのか聞いてもはぐらかすばかりで要領を得ない。

 

僕がログアウトしている間に大勢が決まっていたのだろう。

平和主義な彼らは戦うという選択はせず、それでも僕と共に遊びたいからと次のゲームを探してくれていたのだ。

嬉しかった。

ゲームをしていて泣くとは思わなかった。

 

それでも

 

『最後に、、、戦ってくれますか?』

 

やられっぱなしで黙ってられるような性格じゃないんだよね。

 

 

定時のPvPイベント

 

 

僕らは決まって8chで参加していたのだが案の定混雑で入場すら出来ない。

 

他のチャンネルも少数の偵察がいて意地でも僕をイベントに参加させたくなかったのだろう。

だがログインからの数時間で僕は密かに準備を整えていた。

突如として2chに現れる大量のヤワラちゃんのアイコン

PCMMO経験者なら分かるだろう。

そう、サービス開始直後のゲームを渡り歩くイナゴ軍団。

 

VIPギルドだ。

 

僕のことを未だに聖女か何かと勘違いしたままの彼らは、僕の招集に応じて1年ぶりにこの世界に舞い降りた。

 

VIPギルドが作った定時イベント入場口までの人垣を、モーゼのようにゆっくりと歩いていき正面から入場。

続いて入場してきたギルメン達とこのMAPのベストポジションを陣取る。

僕らの前にはVIPギルドが烏合の衆らしく隊列も組まずにわらわらと動き回り、エリアで僕に話しかけてくるのを適当に激励しながら開戦を待っていた。

 

距離をおいて待機しているサーバーの創意を相手に何度も勝てるとは思わなかったがVIP軍団でイベント枠を少し埋められている状況なら勝ち筋はある。

綺麗に勝利を収めてArcheAgeに備えようと考えていた。

 

イベント開始と同時。

前列弓&魔法火力職による一斉掃射、、、VIP軍団蒸発、、、、、、そりゃそうだww

1年引退していたキャラで戦えるほどMMOは甘くない。

 

何故か攻め込んでこない相手に一瞬困惑していたが即座に状況を理解する。

『退魔の皆さん!パーティ全体をカバーしつつ外縁にバフ解除を!』

ハイドスキルを解除された忍者、レンジャー、スナイパーが姿を現す。

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大げさではなくこんなレベルでいた

サーバー全体からハイドスキル持ちが集結したのではと思えるくらいに大量の敵がいるのに、彼らは敢えて攻撃を仕掛けてこない。

バフ解除が届かなかった距離にも、おそらく敵が埋め尽くされているのだろう。

僕らを包囲するような形で威圧してくる状況に、僕も流石に諦めた。

 

 

『皆さん、、、一度だけ、、、私と一緒に死んでください』

 

 

ギルドチャットに並ぶ了解を示す無数の『k』の文字。

10秒無敵のスキルを発動して僕は敵軍に特攻を仕掛ける。

きっちり10秒後、このゲームにおける僕の活動は終わりを迎えた。

 

 

 

それ以来、僕は性別を選択する類のゲームで女性アバターを選ぶことはなかった。

『私』という一人称も封印し、ブチ切れたあの時に使った『俺』を使うのも控えるために、意識的に『僕』になった。

 

経緯は全く違うがMMO切欠で『僕』を使い始めたという最上もがのファンだったことも、もちろん大きな要因ではある。

 

仕事の都合で一時MMOから離れなくてはならなくなり、数年を共にしたギルメン達の多くは、その後のArcheAgeでの活動を最後にMMOから引退した。

本当に最高の仲間達だったが最後まで僕のことをワンチャン女性だと思っていたメンバーがいそうで何か心が歪んでいないかと未だに心配w

 

感動の別れをしておきながら、僕はその後ひょっこり別のPCMMOをプレイしていたこともあるのだが、ArcheAgeやそのMMOでの物語は機会があればまた別の記事で。

 

 

ネカマはやめた方がいいよ?

いい人に会うと引き返せないことになる人もいるから。

 

 

 

世界が平和でありますように